事業案内

浴槽濾過設備関連

濾過機

FRP製濾過機を主としステンレス製，鋼板製（内部特殊防蝕塗装仕上げ）の濾過機を取り扱っております。
施設様の浴槽の大きさや収容人数又は設置可能面積等を考慮し選定を行います。
濾過剤は積層式で逆洗により、汚れを排出し再生します。
濾過機本体をメーカーより取り寄せ、お施主様の予算やメンテナンス方法に合わせ、前面配管の操作弁を選定することも可能です。
（手動五方弁，全自動弁，手動三方弁ｘ２など）

循環ポンプ

濾過循環，給湯循環，冷暖房循環などに欠かせないのが循環ポンプです。
その選定ひとつで循環量や電気代などの無駄にもつながります。
特に濾過循環に於いては、適正循環水量の倍の能力を有したポンプが選定されていることが多々あります。
そんな無駄を減少させるのも弊社の役割です。
また、メーカーに依頼すると多額の修理代が発生又は即交換ということになってしまいますが、弊社では当該ポンプの故障原因の把握、劣化状況の確認、使用頻度（経年劣化）の確認を行い、可能な限り修理を前提に提案させて頂きます。　

浴槽温度・水位調節

入浴者様にとって、快適な湯温で入浴出来ることはリラックスする為には重要なポイントです。
循環吸込み部にて湯温測定し昇温機器に信号を送る温度調節システムを採用しており、0.1℃単位で設定が可能です。

水位調節器は、浴槽のお湯がお客様の掛け湯や溢れなどで減少した際、水位感知器によりその減水を感知し適温水を浴槽へ補給するシステムです。現在、保健所の指導では浴槽内又は浴槽上部に新湯の投入口を設けることとなっておりますが、国の方針としては将来的に浴槽上部の湯口より投入することになるようです。

滅菌装置

レジオネラ属菌対策には欠かすことの出来ない装置です。
近年、新設浴槽には保健所の指導より設置が義務付けられるようになりました。
塩素など薬剤の注入箇所は濾過機の手前と規定されています。
ユニット型フィルター式濾過機の場合、濾過機前に注入する加工が不可能な機種もあり、そのユニットを交換せざるを得ない事例も発生しております。
定量ポンプでの薬注の場合、注入点ノズルの先端などに塩素の固形物が付着し注入不足となることがあります。そんな悩みには、循環ポンプの流速（流量）を利用し別途の機器が不要な滅菌装置（スパクロリネーター）をご紹介させて頂きます。（トリクロロイソシアヌル酸・錠剤タイプ）
残留塩素測定器，ＤＰＤ試薬などの取り扱いもございます。

昇温機器

灯油（重油）ボイラー，ガス給湯器，電気ヒーターなどで直接的昇温や熱交換器を利用した間接的昇温を行います。
最近では、業務用の高出力ボイラーは受注生産となっており同能力ボイラ―は納品まで約一カ月を要します。
そこで、即納可能な比較的低出力（６万Ｋcal/h以下）ボイラーを２台組み合わせることにより高出力を確保し、更に使用量の少ない時には１台のみの運転が可能となり燃料負担も軽減される直列または並列の昇温システムを独自に設計しご提案させて頂いております。（給湯システムにも採用）

浴槽水配管薬品洗浄

保健所の指導により、不特定多数の入浴者のある施設さんでは、最低でも１年に１回の浴槽水配管の薬品洗浄が義務付けられております。
弊社は10年以上に亘り、さいたま市社会福祉事業団様管理のさいたま市老人福祉センター８施設の薬品洗浄業務に携わっております。
各種薬品取扱いにて、多様な温泉施設様にもご用命頂いております。